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吉村貫一郎が、おにぎりを斎藤一に食わせるシーンが有る。自分は食べていないのに人のことを先に考えるというところまでは感心(感動)したが、斎藤に「おまえは食ったのか」と聞かれた際、「まだ食べていない」には呆れた。本当に優しさが有るのなら、「食べた」と言うべきではあるまいか!
疑問も有る。終盤の闘いで、貫一郎は一人で敵に突っ込んでいったけど、一体どうやって生き残って大野次郎右衛門のところまでたどり着いたのだろう・・・。あんなに勇猛果敢に突入したのに、結局は有る程度敵陣を引っかき回してすぐに撤退したのだろうか? これ程までに説得力のない「実は生きていた!」という演出は、キン肉マンを彷彿させるものがある。 さらに疑問をもう一つ。真っ白な雪が積もるなかで、思いっきり血痕を残しながら次郎右衛門屋敷に入ってきたのに、どうして偵察隊の奴らは気が付かないのだろう・・・。 と、いろいろ「?」なところは有るが、そんな“明らかに破綻をきたしている”ところがある意味面白かったでありんす。 【おはようジングル】さん 4点(2004-05-26 00:24:19)
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