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例えば原作では「クソは変わらず日付は変わる」という台詞が有るのですが、映画版ではそのことの意味が上手く表されていませんでしたね。4人の少年とダディッツの楽しい時間。ダディッツと会うこともなくなった4人の荒んだ人生。楽しい時間は(日付)は瞬く間に過ぎてゆくが(日付が変わる)、その一方では楽しかろうと荒んでいようと自分というものは変わらないのである。「可愛い子馬」という短編が有るのですが、キングの思いはそれを呼んでも分かると思います。
逆にドリームキャッチャーの意味合いに置いては少々クド過ぎる表現が成されていた。ドリームキャッチャーの形状を大写しするだけで良い。それで十分分かる。懐古シーンによるフォーカスは必要ではない。 この作品の特徴は、原作の「トミーノッカーズ」を思わせる『トンデモ映画』っぷりな所のですが、現実性を重視した場合、難度もUFO(異星人)が地球に訪れていてその都度政府が撃退を試みていたという設定に問題有り。初めてやって来たという設定の方が良かったのではないだろうか・・・。 あと、ラストシーンは原作と大きく異なっています。ダディッツは宇宙人では有りませんし、変身したりなんか致しません。皆さん、決してスティーブン・キングだけが悪い訳では有りませんよ。 【おはようジングル】さん 1点(2003-11-21 09:59:35)(良:1票)
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