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「そんな馬鹿な!」「いくな何でも無理!」「幼稚くさい!」というような超人的なアクションを演出しても、マトリックスという仮想現実世界という設定が土台として有るから何でも許される。これは明らかにアイデアの勝利と言える。何でも可能な世界観というのは、SFにとって打って付けの舞台が整った訳であり、後はやりたい放題に派手な映像が撮れるというものだ。
今何気なく過ごしている世界が仮想現実だったら?というパターンの作品は他に無いという訳ではないが、この作品が一世を風靡したのは、そこにスタイリッシュな映像と斬新で派手なアクションを盛り込んだからだ。そこに「現実と虚像」という一種哲学的で難解な設定をほどこした点が多くの人の興味を示した要素だと思う。 【おはようジングル】さん 6点(2003-11-16 16:09:18)(良:1票)
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