今夜、ロマンス劇場で の あばれて万歳 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > コ行
 > 今夜、ロマンス劇場で
 > あばれて万歳さんのレビュー
今夜、ロマンス劇場で の あばれて万歳 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 今夜、ロマンス劇場で
製作国
上映時間109分
劇場公開日 2018-02-10
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ファンタジー
レビュー情報
《ネタバレ》 何コレツッコミ待ち?という感じの映画。

最初に彼女が出てきたときに「あ、これ映画の中のキャラクターがそのまま出てくる設定なんだ」と思ったわけですが、すぐに違うとわかります。
自分が映画の中から出てきた事をちゃんと理解してるし、この現象自体についての知識等しっかりあるのです(人に触れられないとかね)
もし映画の中の姫がそのまま出てきたのなら「ここはどこ?何が起きてるの?」となるはずなので、そうじゃない時点で映画の中のキャラクターではない。
一方で、もちろん中の人(女優)でもないわけで、じゃぁ「そもそもお前は何者なんだよ?」という事が気になってしょうがないのですが、しかしその回答はありません。
結局「映画の中でキャラクタを演じている映画の中の謎の存在」が出てきた…という事らしいんですが、え、それどういう事なの?

最初に白黒のまま動き回るシーンは本当に気持ちが悪かったんですが(この気持ち悪さは一種の不気味の谷現象なんでしょうか?)、わりとすぐ色をつけてしまうし、白黒であることを活かすようなエピソードもほとんどなし。
(赤だ青だ、と無意味な事をしゃべるくらい)
だったら最初からカラーでいいんじゃね?と。白黒設定意味ないよ、と。

わざわざ白黒で出すならもっとそれを活かせよ、と、思うわけです。

映画から出てくる代償で好きな人に触れない、なんてのは、人魚姫以来伝統の代償系ですが「え、誰がその代償くれたのよ?」と。
昔の童話である人魚姫ですらそこはちゃんと術かけてくれる人が描かれていたわけですから、現代日本の映画でそこスルーはダメでしょ。

つか綾瀬はるかの服、高そうな服にポンポン着替えてるんですが、あれはどういう仕組みなの?

とまぁツッコミどころの嵐なんですが、一番いけないのは「ハッピーエンドじゃないところ」
こんな適当なシナリオなんだからご都合主義のハッピーエンドでいいじゃん。
まぁシナリオとしてこういう方向でまとめたかったんだろうけど、それはこの映画を観る人が求めるところなの?
製作者サイドの自己満感を強く感じるラストの展開でした。
あばれて万歳さん [地上波(邦画)] 4点(2020-05-16 23:16:22)
あばれて万歳 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-03ゴジラ-1.03レビュー7.27点
2024-03-24search #サーチ28レビュー7.16点
2024-03-10獣兵衛忍風帖7レビュー7.37点
2023-11-17グリッドマン ユニバース7レビュー7.33点
2023-11-12バッドガイズ(2022)5レビュー7.00点
2023-10-09ワルキューレ7レビュー6.54点
2023-09-08#フォロー・ミー(2020)6レビュー6.33点
2023-08-24X エックス(2022)5レビュー5.66点
2023-08-24バーン・アフター・リーディング7レビュー5.33点
2023-08-07キングダム2 遥かなる大地へ6レビュー6.23点
今夜、ロマンス劇場でのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS