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《ネタバレ》 溶岩の表現や火山の爆発表現はリアリティがあるのに、それが全く生かされてない残念な映画。
その理由は、いちいち小粒なエピソードを描く事に終始しちゃってるから。 そもそも火山が噴火するまでが長いし退屈。 例えば途中の調査シーン(骨折して救助とか)、あのシーンいる?いらないよね? こういうディザスター映画に観客が期待しているのは「驚くほどの大噴火!」「迫りくる溶岩!」なんだからとっとと噴火させて大騒ぎさせてくれ。 …ところが、いざ噴火してみると、やっぱり地味! 観客側は街に迫りくる溶岩!次々と起きる大惨事!みたいなものを期待しているわけだけど、実際にはなんか車でばーちゃん助け出しに行きますよみたいな、非常に局所的などうでもいいエピソード。 いやいやそういうの観たいんじゃないから…と。 やはりディザスター映画は「驚くほどの大災害」を描いてこそだし客だって割り切ってそういうのを期待してるわけだから、こんな作りにしちゃったら、これじゃない感は半端ないわけで、結局それがこの映画の評価につなっがってしまってる。 ところでこの映画の主人公とヒロイン、無駄にイケメンのピアースプロズナンに微妙な顔のリンダハミルトンという、普通の映画だったら違和感ばりばりの組み合わせなんだけど、この映画だと意外と自然な印象を受けるのが面白いところ。 エピソードが変に小さくリアリティを追求してるせいなのか…現実だったら美男美女なんて組み合わせってそんなになくて、これくらいのカップルっていそうだもんなぁ… 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-22 18:09:43)
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