スペーストラベラーズ の アルメイダ さんのクチコミ・感想

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スペーストラベラーズ の アルメイダ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スペーストラベラーズ
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2000-04-08
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,犯罪もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 途中までは何回も気軽に見れる映画だと思う。
個人的にこの映画のコメディはツボに入ったし、
脚本も面白くて笑い通しでした。
本当に途中まではすごく良い映画だったなぁ。
気に入ったところ、
ばかなことを大真面目にやってて好感が持てる。
コメディの間のとり方がうまい。
人数が多いにもかかわらずうまくまとめ個性を出している。
気に入らなかったところ、
後半から金城が優等生になりおばか映画でなくなった。
妙にシリアスにまとめて感動させるように
つまらなくさせた深津のラスト。
・・・結局このふたり(主役)を泣かせちゃったら面白くない。
今までなにでひっぱっていたのか。理由のない強さ勘違いのカリスマではなかったか?
見ているものは(ああ、やっぱりね)と、既存にある狼たちの午後的な
オマージュ映画だとしらけてしまう。途中まで舞台劇のようで面白かったのに。
そこがよかっただけに、(裏切られた)と、作品を後半から別物と見てしまう。
金城武のコメディは天然のおとぼけがあり、筧の計算された舞台俳優のコメディとは
まるで違うがこの映画の前半にうまく生きている。それが後半では優等生。
こんなに面白い映画をどうにかしたいと考えてみた。
問題の後半、狼たちの午後ではなく、大脱走にはならないか!?
浜田がやってくれているマンホールを使わない手はもったいない。
そのあとから二人が首を出してもいいんじゃあないか?
例えそこに銃が向けられていたとしても、まぬけな結末のほうがおかしく哀しい。
ソレが無理ならふたりが銀行を飛び出したあとで終わったほうが良かった。
なにも後味の悪さを消すための見え見えの深津の回想など作らなくても。
あのクリスマスの涙は十分に余計。これさえなければまだ、
狼たちの午後の二人が飛び出したショットで閉じた方がかっこいい。
これだったら8点にはなっただろうに。もったいない映画です。
でもコメディセンスは良かったので、DVDを買い特典で楽しんでる。
特典は時間も多く、楽しく面白いところばかり。娯楽映画なんですから、
本当にあった狼たちの午後の真似はしなくてもいい。
アルメイダさん 6点(2004-09-20 07:29:23)(良:1票)
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン8レビュー7.90点
ザ・ロック7レビュー7.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ4レビュー6.44点
最後の恋のはじめ方4レビュー6.35点
歓びの毒牙6レビュー5.50点
バーバー6レビュー6.65点
アンブレイカブル3レビュー4.56点
ダ・ヴィンチ・コード7レビュー5.05点
翼のない天使7レビュー6.23点
アンジェラの灰4レビュー5.32点
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