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《ネタバレ》 映画という言葉が良く似合う映画、どんどん進んでいく、観ていて(アラ探す)のも忘れるくらい、感心していた。肩の凝らない娯楽作。途中から、ゲイリー・シニーズがもう、素晴らしくいい。とことん運のないやつだと、悲しくもおかしい。一方の知的障害者のトム・ハンクスは、私は彼が苦手だったが、この映画に限り大好きだ(限りと言うのは失礼だが・・)わざとらしくないから。障害者が身近にいるわけではないが、知ってはいる。見てて、かわいそうと思わせたらだめだ。同じ人間であるし、普通の人より純粋である。特に重度の知的障害の人は、自分がそうだということがわからない。よく、暗くならず自然に演じている。一番感動したのが、ハーレー君(シックスセンスの)が、バスに乗るところ。繰り返し続いていく人生、そしてそれを見送る主役。サクセスストーリーがタダの付録でコメディであること、こんなに娯楽に徹しつつ、メッセージ性もきちんとある映画。それでいて、感動の教科書映画にならなかったのは、やっぱりすごいな。
【アルメイダ】さん 8点(2003-12-07 13:12:01)
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