ALI アリ の アルメイダ さんのクチコミ・感想

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ALI アリ の アルメイダ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ALI アリ
製作国
上映時間157分
劇場公開日 2002-05-25
ジャンルドラマ,スポーツもの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 映像特典でアリ自身が出ていましたが、

相当スミスを気に入ってるみたいでした。

踊るようなステップやマシンガントークは明の演出で、

これは異存なくはまり役なのではなかろうか。

これをアリはよろこんで自宅に頻繁にスミスを招き、

俺の真似をしてくれみたいにセリフを喋らせたらしい(苦笑)

まさにアリお気に入りのアリのための自叙伝映画。

家族や女性はわりときれいな人らばかりで、

その逆に対戦相手はいかにも悪そうな(苦笑)

フォマン以外は扱いが寂しい。

ボクシング映画の魅力(観客から)としては、

○ハンデをものともせずに這い上がる

これはハンデ=トラウマがアフリカ系黒人で、

奴隷名が嫌でイスラムに改宗したことといっても、

対戦相手のほとんどが黒人なわけですから共感は薄い。

○ライバル

「ロッキー」が続編が多いほど人気なのはこれもあると思う。

この作品はフォマン以外はライバルとして魅力がない描かれ方。

よって本当の復活劇までが長く感じる。

○マーチ系の音楽

にしろとは言わないけれども、

全編中に流れるのがソウルミュージックばかり。

やはり黒人差別も根底にはあるのかも・・



観終えて明日の活力に繋がるような熱い映画ではなく、

内容は当時の歴史背景を知らなければ共感できかねます。

アリは結局黒人というアイデンテイに誇りを感じ、

黒人の頂点になろうとしてなった。

その背景にはやはり幼少時からのトラウマがあるわけです。

ここらに絞って最初と最後だけにしても理解はできますよ。

中版をかなり削ってドラマチックに演出できたのでは・・

アリ本人としてはやはりイスラム教のことや、

恋愛のことも描いてほしいから当然個人的なことになり長くなる。

ファイトシーンの演出がとてもよかっただけに残念。

アナウンサー役のジョン・ボイドは変装と思うくらい気づかなかった。

あとユダヤ教のブラザーは暗く淡々とした内容にコミカルさを与えている。

ひとりの人生(半生)を描く難しさは「アビエイター」でもありました。

ここまで長く人生を描くならば後半のアリに、

特殊メイクをしてもっと老けらせてもよかったのでは・・

アルメイダさん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:14:39)
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投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン8レビュー7.89点
ザ・ロック7レビュー7.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ4レビュー6.44点
最後の恋のはじめ方4レビュー6.35点
歓びの毒牙6レビュー5.50点
バーバー6レビュー6.65点
アンブレイカブル3レビュー4.56点
ダ・ヴィンチ・コード7レビュー5.05点
翼のない天使7レビュー6.23点
アンジェラの灰4レビュー5.32点
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