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《ネタバレ》 これはもう趣味の問題かなぁ・・
私は歴史映画が好きで特にローマ帝国時代は気に入っているのですが、 先に「聖衣」「ディミトリアスと騎士」を観ているのでついてゆけると思っていたのですが、 合わない映画のひとつになりました。 剣闘士ものは他に人気の「グラデュエーター」もありますが苦手なので未見。 どうやらこういった体育会的な歴史ものは「ベン・ハー」までです。 キューブリックが監督したことを認めたくないというキューブリックらしくない映画で有名。 それでも違和感ある色使いなどはキューブリック的なのですが、 キューブリックらしい仕事はあまり見えません。 音楽の遊びがないし物語りはいたってストレート。 ラストが思わせぶりな十字刑というのも真面目です。 聖書モノや歴史スペクタルに慣れてくるとキューブリックのような異才な人には、 旧約聖書の「十戒」のような世界を期待したり、シニカルなコメディを見たくなる。 他と違う世界の監督さんですから・・ いや、この作品の出来は賞を取っているようにいいんです。 でも後半の戦い(戦いの前の布陣)とか以外はオーソドックスな大作。 ちょっとドライというか客観的に描かれているのか眠気が襲い・・ 作品中実は3回も寝てしまいました(爆) 全部観終えるのに苦労しました・・やかましい音楽や描写もほしかった。 でも題材が濃いので演出がおとなしめでまだよかったかなぁ・・ それとこの時代の架空の人物はやはり観ていて入り込めないです。 「ディミトリアスと騎士」しかり「キングダム・オブ・ヘブン」しかり・・ わかりやすくするにはシリアスに長くなるのですよね。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:11:46)
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