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《ネタバレ》 これは元の舞台の面白さなのでしょうかねぇ? この映画で面白いのはカフェ・ド・念力で繰り広げられる騒動の部分だけ。それ以外の部分は無駄が多くてジャマです。何しろ、本来主役のように思われた長澤まさみが本筋に絡むのは映画の半分以上が経過した時点、そこまでに重ねられる長澤側のドラマは退屈だし、本筋に絡んだところで超能力者達のリアクションを見せるためだけに存在してるだけだし。ポスターには彼女しか登場してないのに、実際は誰が演じてもいいような存在。せめてかわいく撮ってあげればいいのにね・・・。それに、この映画、超常現象を通して子供の頃の夢を大切にしましょうね、って言ってるワリには、片っ端から超常現象、不思議な存在を否定しまくって(ツチノコやらクッシーやら、無神経に×印付けまくるでしょ)、そんなモンはねえんだよ!って意識を露わにした上で白々しくテーマを語ってるところが大変にいやらしいです。腹の底じゃ冷めていながら熱い事語るなよ、ってカンジ。ラストのUFOと子供達のクドさ、意味のなさったら、もう。この監督、これも含めて今まで撮った映画、ウェットなシーン全部ダメ。ひたすらお笑いだけ撮ってればいいのに。それでも超能力者達のバカ騒ぎだけはかなり楽しめたので、この点数。
【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-11-25 18:07:47)
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