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恋愛日記の出版社の女性が主人公のことを「カサノバでなければ、ドンファンでもない」といっている。ならばこの主人公のことをどう評すればいいのか。読んでないけど好色一代男か。とにかくレビューしにくい男なのは確か。男と生まれたからにはかくありたいものだとは書きにくいし、羨ましいかといわれれば、そういう部分もあるとしか答えようがないし、ダメ男かと問われれば、そうなんだけど、かといって共感できるところがまったくないかというと、共感できるところが結構あったりするのである。どうにも歯切れが悪い感想しか残せないのだが、この主人公は多少病的に女好きではあるもののけっして変質者ではなく、普通の男とたいしてかわらない。ということは、すなわち、街にでるとき男から声を掛けられたくないときは、パンツルックにかぎることが、よくわかる映画なのである。
【南浦和で笑う三波】さん 7点(2004-02-09 16:19:38)(良:2票)
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