砂と霧の家 の 駆けてゆく雲 さんのクチコミ・感想

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砂と霧の家 の 駆けてゆく雲 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 砂と霧の家
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2004-11-06
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 作者の意図がどうであれ、この作品の中で大きな存在感を示しているのは「大佐」の一家だろう。あの革命で祖国を追われた一家だが、異国の地で大佐は、屈辱的な仕事に絶え、残された財産を運用しながら家族を必死に守ろうとしている。そういう大佐とその家族にとって、この家は将来の生存をかけたものだった。           元の持ち主、そして大佐たちを悲劇に引きずり込んだ女、ニコロは、結局は自分の祖国で暮らしているわけだし、親も兄弟も健在であり、亡命者一家の物理的と言ってもいいような孤独と不安に比べれば、彼女の苦しみなど所詮ぜいたくにすぎない。         大佐達が帰って行った「運命」。それは、あの革命のときに一家を捉えてはなさなかった運命だったのだろう。
駆けてゆく雲さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-24 22:48:42)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2020-09-15サヨナラまでの30分5レビュー7.25点
2020-09-15弥生、三月 君を愛した30年3レビュー5.40点
2020-09-03ソラニン3レビュー5.59点
2020-08-30寝ても覚めても5レビュー6.53点
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