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《ネタバレ》 配役を聞いた時はガッカリしていたハウルが意外に柔らかい声質でキムタク臭くなくて良かったのと、動くお城がステキでした。ただ、宮崎アニメはメッセージやテーマがエンターテイメントとうまく融合しているところが魅力なのに、今回は縦糸と横糸があまり上手く噛み合っていない感じがした。特に気になったのは、●老婆になったソフィーがほとんど動じることなく行動しており、「老い」に対する葛藤がスルーされている。●「反戦」メッセージを織り交ぜている(のですよね)と思われるのに「守りたいものがある」と戦いに赴くハウル。何かを守る、という目的があれば戦いは正当化されるのだろうか。という2点。ただ、大の大人にかくも真面目に考えさせる力はさすが宮崎アニメ、なのだろうなぁ。
【HIDUKI】さん 6点(2004-12-11 11:30:40)
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