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ヴェンダース監督一世一代の傑作でしょう。『ベルリン、天使の詩』よりも数倍優れています。記憶を映像化する最良の方法のひとつが旅として描き出すことです。時間も空間も流れていく。そして奇跡的にどこかで再度クロスする。手垢にまみれた言葉ですが「哀愁」を感じましたね。小津的な感性を、それとは知れず、もっとも巧みに嫌味なく描きえた作品ではないでしょうか。
【バッテリ】さん 9点(2004-02-12 19:33:46)(良:1票)
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