台湾版「小津」です。しかし小津作品と決定的に違うのは、やはり歴史という視点が明確なこと。つまり歴史という超越に翻弄される家族の「業」を描いているのであり、日本人がやりそこねた課題をこの作品はひとつのかたちとしてやり遂げた観があります。お見事です。この作品に触れて、今村昌平の『黒い雨』を思い出しました。

【バッテリ】さん 8点（2004-03-01 20:57:42）

バッテリさんの最近のクチコミ・感想

投稿日付	邦題	点	コメント	平均点
2005-01-07	タイムライン	5	レビュー	5.48点
	世界の中心で、愛をさけぶ	5	レビュー	5.27点
2004-10-17	花とアリス〈劇場版〉	8	レビュー	7.29点
2004-10-08	わが心のボルチモア	6	レビュー	6.94点
2004-09-01	異人たちとの夏	7	レビュー	7.10点
2004-08-31	バック・トゥ・ザ・フューチャー	8	レビュー	9.01点
2004-08-31	バウンティフルへの旅	7	レビュー	7.16点
2004-08-31	フィールド・オブ・ドリームス	7	レビュー	7.45点
2004-07-23	わが谷は緑なりき	7	レビュー	7.42点
2004-07-23	ガンジー	7	レビュー	7.70点

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