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レディオヘッドの某曲みたいな印象的なモノローグから始まり、イメージを連鎖させるような疾走感あふれる流れで物語が展開していく。物語そのものは単純極まりない。なんというか、詩的だと思う。
しかし当時はお洒落映画だったのだろうが、今見ると色褪せた感は否めない。美しい映像というのもどこのことだかわからないし、音楽の使い方もタランティーノなどに比べると格段に下手で、ちょっぴり浮いているようにすら感じる(タラが上手すぎるのか?)。 ユアン・マクレガーやロバート・カーライルの演技は素晴らしく、あきらかにしょうもないダメ人間だし鬱陶しいんだけれども、なんでかちょっと可愛らしい(?)、ほっとけない感が巧みに醸し出されている。インパクトがあるのは便所に潜るところ。えぐさ、汚さにかけては時代を経てもなかなか、強烈だった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-06 16:16:14)
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