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《ネタバレ》 原作は近年稀にみる冒険小説で、夢中で読破した覚えがあります。まるでダム版「ダイ・ハード」!友人らに薦めまくりました。映画好きな人なら、いやが応でも想像しますよね。対テロリストの設定なんだから。あの「ダイ・ハード」を。でもって映画化。期待十分、不安ちょろりの状態で、さあ観てみようかとなって・・・・。ん、なんなんだこの違和感は。どっか変だぞ。織田裕二が、佐藤浩市が、松嶋奈々子が、まあイメージとちがうのは仕方ないとして(かなり違っていたのでショック!)問題は演出にあるのでは。極限の寒さに置かれた状態の描き方が、スタッフ大変だったろうなの苦労しか伝わってこないのはなぜ。画面からじゃなく、画面の裏から伝わってきてどうすんの。あと、カメラワークも織田裕二のプロモじゃないんだから、そんな撮り方ないでしょみたいな。最後まで見ると、NHKのプロジェクトXみたいで
男達はテロリストとこう闘った、凄惨な戦いであったのナレーションがかぶさるみたいで、映画にする必要はなかったのでは? ダイ・ハードみたいにならなくても、あの組み立てのうまさを活かして欲しかったです。あと、キャステイングはもう少し考えてみるべきでは。勝手な感想で申し訳ない。ヒットしたんでしょうけど、純粋に日本映画よ頑張ったとは思えなくて。 【映画小僧】さん 4点(2004-03-23 17:11:02)
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