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《ネタバレ》 歴史の息づく所ですか。いい表現だなあ。博物館の恐竜や動物や偉人達が真夜中になると自由に動き出すなんて、ファンタジーですなあ。CMでは、パニックコメディ風な紹介ですが、内容の方はそれもありの、親と子供の関係修復、告白できない鑞人形の恋物語、博物館のガイド女性の夢実現等、しんみりしたり、ほのぼのしたりと割とお話のある展開です。自分がああいう雰囲気が好きだからかも知れませんが、動かないものが動き出す、という単純な思考を具現化してくれているだけでワクワクしました。特にジオラマの小さい小さい人間達のワーワーやっている様といったら、うん楽しい!おもちゃのような映画だけど、おもちゃが今でも好きな人は満足できるのでは。動き出した恐竜や動物たち、ネアンデルタール人達が、ぞろぞろと博物館に戻ってくるシーンで、主人公の話を信じてなかったガイドの女性が、タクシーの中でその光景を目の当りにした時、驚きよりもうれしそうな表情をしていた場面はなんだかジーンとしました。分る人には分る感情なんかな。あと、ラスト、指パッチンでライトが消えるのも伏線が前半にあり、ちょっとうれしかったです。夢の時間のような楽しい作品でした。
【映画小僧】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-12 18:41:39)(良:1票)
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