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《ネタバレ》 数在るアニメ映画の中でも、これはダントツ!少年が大人になる、その成長を描いて、しかも、舞台は宇宙とくれば、ファンタジーのるつぼ。面白くないわけがない。鉄道という響きもよく、しかもSLなんて。夢あふれまくり。ゴダイゴの曲を聴いて、涙するというコメントもありましたが、私も同じです。40才の今もラジオから流れると泣きますね。見事に。鼻水も出るくらいに。機械の体を求めて、旅にでる鉄郎。母の仇を討つことも目的だが、テーマは母からの思い出の旅立ちともとれる。メーテルに母の面影を感じて、恋をしてしまうなんて、異性への目覚めですね。おっと、その前に男としても目覚めるんだ。ハ-ロックやトチローによってね。何とも言えん、男の子からの脱皮。友情や絆、約束や信頼、人間だからこそ感じ取れる血の通いあう熱いものに、こちらの涙腺はゆるみぱっなし。ラストは、列車を追いかける鉄郎の姿で終わりますが、あの曲がかかり鉄郎が再び走りだす
と、いけません、もうゾクゾクきます。だから、「さよなら」は作って欲しくなかった。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-03 18:30:39)
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