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《ネタバレ》 児童文学である原作は全て読みました。(映画に影響を受けてですが)そのためポピンズがジュリー・アンドリュースの顔で、言葉も彼女の声で、見えてくる、聞こえてくるのです。それだけ、役にぴったりだったのでしょう。嵐の日に明るいパラソルと共に街にやってきて、凝り固まった大人達の心を癒し、子供達の願いを叶え、夢を与えてまた風と共に去って行く。映画はミュージカル仕立てで、アニメーションとの合成、魔法(視覚)と音楽の相乗効果で、楽しい物語になっています。代表曲である「チムチム・チェリー」は何度聞いてもいい曲ですね。あと、ロンドンの夕景。つくりものですが、今まで数あるつくりものの風景の中で、自分はこの映画のあの夕景が一番好きになりました。ファンタジーのジャンルではトップクラスの映画だと思います。
【映画小僧】さん 8点(2004-03-29 15:34:14)
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