スパイダーマン2 の 映画小僧 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ス行
 > スパイダーマン2
 > 映画小僧さんのレビュー
スパイダーマン2 の 映画小僧 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スパイダーマン2
製作国
上映時間127分
劇場公開日 2004-07-10
ジャンルアクション,SF,ラブストーリー,アドベンチャー,シリーズもの,青春もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 感動しました。あまりにも面白くて。アメコミヒーローの世界観を見事に映像で見せ切っているところに。漫画と言えばそれまでですが、コマ割の中で見せるアクションの数々も構図や色彩でカッコイイものですが、映画ではそれ以上の迫力ある表現が成されていて、何度も画面を見ては唸ってしまいました。摩天楼を舞台にしたアクションでは、あの浮遊感、あの爽快感はもう他の作品では味わう事の出来ない迫力。さらに、アクションだけでなく、今作のテーマもいいです。ヒーローであるが故の悩み、ヒーローであるが故の孤独をトビー・マグワイアが好演。どこにでもいる普通の青年役を普通に演じて、よりスパイダーマンを魅力ある存在に見せています。(劇中、スパイダーマンを辞めて自由を満喫するシーンで『雨にぬれても』がかかります。大きいスクリーンで聞く事はもう無いだろうと思っていたのに、なんと嬉しい事でしょう!今作のスタッフはセンスがいい!)そんな、主人公が再びマスクを手にスパイダーマンになり、戦う決意の元、暴走する列車を止めるシーンでは涙が溢れました。自らマスクを剥ぎ取り、先頭車両に立ち、必死で止める様は、まさしく本作のクライマックス。やっと止まった列車から落ちそうになったスパイダーマンを乗客の手が支えます。黒人の手もあれば、白人の手もあり、様々な人種の手がスパイダーマンを運び入れます。「まだ子供じゃないか」の声にポロリ。子供達の「お帰りなさい」にポロリ。悪役がそこをどけと言っても
「俺を倒していけ」という乗客一人一人のスパイダーマンを守る姿勢に涙がドドドドッ。心突き動かされました。こんな描写があるからこそ、ヒーローが戦うべき理由があるのですね。最後、MJにも正体がばれますが(この時のMJの表情もいいですね。「あなただったの?」分りかけてはいたけれど、はっきり確信したときのなんとも言えない表情がたまらなくいいです。)とにかく、スカッとして爽快。それでいて、ググッとくる感動。娯楽大作としての見応えもたっぷりある本作品。あと2回は見るでしょう。こんなに身近に感じられるヒーローなんて、滅多にあえないですから。
映画小僧さん 9点(2004-07-12 12:18:29)(良:3票)
映画小僧 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2009-12-14宇宙戦艦ヤマト 復活篇5レビュー2.58点
2009-09-0120世紀少年 -最終章- ぼくらの旗4レビュー4.44点
2008-06-25ザ・マジックアワー9レビュー6.69点
2008-05-07相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン8レビュー4.80点
2008-04-07クローバーフィールド/HAKAISHA7レビュー6.47点
2008-03-11ガチ☆ボーイ9レビュー6.90点
2008-01-05ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記8レビュー5.50点
2007-12-15クローズZERO9レビュー6.06点
2007-11-07ALWAYS 続・三丁目の夕日9レビュー7.15点
2007-11-07バイオハザードIII7レビュー4.74点
スパイダーマン2のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS