妹の恋人 の 港のリョーコ横浜横須賀 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > イ行
 > 妹の恋人
 > 港のリョーコ横浜横須賀さんのレビュー
妹の恋人 の 港のリョーコ横浜横須賀 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妹の恋人
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1993-10-23
ジャンルドラマ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 見終わってまず、とてもあたたかい気持ちになりました。
「人を愛する気持ち」と言うのは、誰に対しても平等で自由なんだな・・・と、つくづく実感しました。

年代的な問題もあるのかもしれないけど、傍目から見ればジューンとサムは「病人・変人」かもしれない。
だけど、二人を見ていてもさほど違和感は感じない。
二人はただ単に『ちょっと違うだけ。ちょっと特別なだけ』なんだと思う。
もしこの二人がまだ幼い子供だったら、周囲の人間もこれほど特異な目で見るだろうか?
ジューンとサムが「大人」という括りに分類されるから、二人の言動・行動・表現が少しおかしく思えるだけな気がする。
二人は『大人の身体で、子供のような純粋な心』を持っているんだと思う。
だからこそ二人には一般的な大人とは違う、独特の感性・豊かな表現力・莫大な吸収力などが重なり、サム=パントマイム、ジェーン=絵という『天賦の才』が育まれてきたんだと思う。
そんな二人が惹かれ合うのはもはや決まっていたこと、運命なんだな・・・と思いました。

それとは対照的に兄貴とウェイトレス(ジュリアン・ムーア、可愛い♪)の恋の行方は大人の駆け引きや悩みを抱えてもどかしく進む。
「俺だって自分の幸せや楽しみを考えたい、だけど妹が心配」そんな兄貴の苦悩もよく分かるし、
「何よ!!せっかく恥を捨てて勇気を出して私から誘ってるのにー!!」って煮え切らない相手に苛立つウェイトレスちゃんの女心もよ~く分かります(笑)。
結局、大人になればなるほどまっすぐ相手を見て自分の気持ちに正直になることが怖くなっちゃうんですよね。

サム役のmyジョニーは本当にステキ♪何着ても似合うけど、このスタイルにはマジでイチコロ(死語)でした!!
ジューンはパッツン前髪と笑顔がキュートだし、兄貴とウェイトレスも安定した存在感です。
色々な面で不安な二人だけど、見てるこちらも純粋に応援したくなる・・・そんな素敵な恋を見せてもらいました。
港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-28 17:02:06)(良:1票)
港のリョーコ横浜横須賀 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2020-10-11ナイトクローラー9レビュー7.24点
2018-12-01男はつらいよ 寅次郎夢枕9レビュー7.00点
2018-11-30続・男はつらいよ7レビュー7.30点
2018-11-30男はつらいよ 噂の寅次郎9レビュー6.72点
2018-11-28男はつらいよ8レビュー7.98点
2015-11-18自虐の詩10レビュー6.25点
2015-01-29劇場版 PSYCHO-PASS/サイコパス6レビュー4.92点
2015-01-19バンクーバーの朝日5レビュー5.18点
2012-04-28大日本人2レビュー4.69点
2012-04-28シティ・オブ・エンジェル3レビュー3.97点
妹の恋人のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS