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僕はこれもペキンパーの美学なんだと思う。よく言われる“暴力美学”という概念は僕にはよく理解できないけれども、後作の「ガルシアの首」で最も顕著に表れたようにこれはペキンパーなりの“ダメ男の美学”なんだと思う。実はここで登場してくるボナー親子は比較的ダメ男に近く、ダメ男はいつまで経ってもダメ男であり、ダメ男に助けられ、ダメ男に愛されるというペキンパーなりのビジョンがしっかりと表現されたと思う。そしてラストのマックイーンの行動は、一人のダメ男の恩返しなのさ。
【チャーリー】さん 10点(2001-11-19 16:29:41)
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