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どうも、この映画に巷で言われているほどの低い点数つけることは私にはできない。とにかく音楽のせいか視覚効果のせいか「何が何だか分からないけどすごそうなパワー」みたいなのはものすごく感じて、その勢いで最後まで見てしまった。はっきり言ってマトリックスの真似っこ、シナリオは破綻しまくり。でもそんなのはどうでもいい。これは「コンセプト」を見る映画だと私は思う。じゃあそのコンセプトとは?
「マトリックスを学校でやっちまえ」 アホみたいだがそうだと思う。マトリックスの2番煎じ映画は多いが、それを学校というところでやってしまうのが、何だか分からないがすごく好きだったりする。エージェントもどきのマー先生が、あんなに硬い表情でパロディやってるんだからそれがどうしても笑える(心の中で。まあエージェントの真似っこするのに表情は必要ないんだけど)。 それをくどいほどのワイヤーアクションで見せる。特典の予告編で「ハリウッドに喧嘩を売った」みたいな言葉が出てたけど、確かにそれは間違ってないと思う。ワイヤーアクションは言うまでもなく香港伝統の演出。それを同じアジアの国がやってしまったんだから、「ワイヤーアクションは亜州固有の文化なり!」とこの映画で宣言した・・・っていうのは深読みしすぎかな?でもハリウッドでやられるよりは同じアジアでやってもらったほうが嬉しい気が同じアジア人としてはするんである。 関係ないけど、私だったら絶対悪ノリして「マトリックス学園V」って邦題にしたなあ。VはボルケーののVってことで。まあ、絶対上層部には通らないだろうけどね。 【合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)】さん 6点(2004-09-01 22:48:37)
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