アルマゲドン(1998) の 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ア行
 > アルマゲドン(1998)
 > 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんのレビュー
アルマゲドン(1998) の 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アルマゲドン(1998)
製作国
上映時間153分
劇場公開日 1998-12-12
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,SF,パニックもの,ロマンス
レビュー情報
ちょうどコレが公開されたのがミレニアム前の1999の年で、ちょうど世の中はノストラダムスの7の月にカウントダウンって雰囲気だった。そういう時代の雰囲気があったから大ヒットした。今やってももうウケない。でもあたしは21世紀4年目になってもこれを見るとゾクゾクしてしまうんだ。何て言うのかな、あたしの中の”漢(おとこ)”が揺さぶられるっつーのか。何度も見て内容覚えて、ほとんどBGM代わりにしているような時でもシャトルが飛び立つ辺りだと目が釘付けになるんだ。一糸乱れず向き直る軍の上官たち、その中を歩いていくブルーカラーのガテン宇宙飛行士軍団。規律を乱さず国を守る男たちの誇りと、バカでスケベで口悪くて遊び好きだけど誰にも負けない技を持つ男たちの誇り。相対する二つの誇りが、この時交差しあってひとつに重なり合ったようだった。方法論が全く違うけれどお互いが、「漢」として飛び立ち、それを「漢」として見守るような。女のあたしが立ち入っちゃいけないような、だけどだからこそ男になってそこにいたかったような。シャトルが飛び立つ時、あたしには神が見えたような気がするよ。それこそみゆきに歌われた黒部ダムに散った男たちのような、いろんな場所で命をかけた男たちの思いがシャトルを後押ししてるようで。今は映画の中で小惑星のかけらがぶつかった世界貿易センタービルも、ドッキングした宇宙ステーションミールもなくなってしまったけれど、こういうのを作り上げた男たちの思いがあの時あそこに神になって現れた、考え過ぎかもしれないけどそう見えたんだ。実を言うと、あたしの家系はブルーカラー系なんだ。ハリーたちのようなバカどもが好きだ。バカだけど一本筋が通ったコイツらが好きだし、コイツらにあたしはありがとうって言うよ。こんなバカな血筋に生まれたことを、あたしは誇りに思うって。話や科学考証がでたらめなんてあたしにはどうでもいい。あたしの中に熱い思いがある限り、いつまでもこの映画で泣けると思うから。あたしがコレをけなしたら、それはあたし自身をけなすことにもなるからさ。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 10点(2004-06-11 19:15:24)(良:3票)
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-10-03スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス6レビュー5.78点
2005-10-02クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦9レビュー7.93点
2005-10-02シンデレラマン8レビュー7.33点
2005-10-02チャーリーとチョコレート工場8レビュー6.50点
2005-09-24ウォータームーン2レビュー1.69点
2005-09-23ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還10レビュー7.55点
2005-09-22シベリア超特急55レビュー3.00点
2005-09-16ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン8レビュー6.70点
2005-09-13宇宙戦争(1953)6レビュー5.89点
2005-09-04マダガスカル6レビュー5.91点
アルマゲドン(1998)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS