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《ネタバレ》 レインボーブリッジに向けて突き進むミサイル。
命中直前にカットが切り替わり、爆発の瞬間は映らない。 その後に画像解析によってミサイルとヘリを割り出す謎解きシーンがあるのだから、 本来は最初飛行物体を見せず原因不明の爆発として事件を見せていくのが定石だろう。 つまりは、兵器フェチの監督にとっては爆発や謎解き構成よりも メカニック描写を優先したかったという事らしい。 そうした志向は全編にわたって窺える。 それまでほとんど存在感すらなかった、一応はヒロインらしき真野恵里菜が クライマックスでヘリ操縦者:森カンナにライバル心を燃やして対決するのだが、 そこに至る二人の因縁の劇がまるで無いのでは盛り上がりようがない。 要は、キャラクターが立っていないということだが、 その中で、太田莉菜のキビキビしたアクションが救いである。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-05-07 23:56:36)
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