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《ネタバレ》 凄い映像だなぁ。。。 同じノルマンディ上陸作戦でいえば、「プライベートライアン」の方が悲痛度は上だけど、スケールは圧倒的にこっちの方が上。 「史上最大の作戦」と邦題にしたのも頷ける。 出演は豪華だけど、史実ものとしての立場からヒーローは存在せず、全員あくまで一兵士のポジションを貫いてある。 ヘンリー=フォンダなんか使っていながら、ホッタラカシだもんね(笑) 映画として面白いかと問われると、軸になるストーリーがあるわけではないのでそんなに面白いわけではない。 ともすれば各エピソードがバラバラに空中分解してしまいそうな危うさもある。 けれど、ドイツ軍幹部達の憤りの部分なんかはなかなかよかったし、イギリス軍のバグパイプの音色は昂揚感があった。 「ヤツは死に、俺は動けず、君は道に迷う。 どうやらこれが戦争らしい」のメッセージは秀逸だし。 しかし、アレですね。 こういうヨーロッパ戦線ものでいつも思うのが、どっちが連合国軍でどっちが枢軸国軍か見分けがつかないのが苛立たしいところ(^^; 軍服なんかは「史実に基づいて」るんだろうけど、どっちも西欧人だから分かりにくい(笑) アメリカ映画で使う「映画の中の電話番号は555から」みたいな、製作側と観客側との「約束ごと」みたいな形で、うまく区別できる表現方法があるといいのにね。
【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-17 02:43:31)
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