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私の1番好きな映画と言ってもいい「欲望の翼」がデジタルリマスターで蘇り、遂に念願の劇場で鑑賞するという事が叶い感無量であった。
今は亡きレスリー・チャンをスクリーンで観る機会なんてこれが最後かもわからないし、ほんとに観れて良かった。 映像的にはそんなに綺麗になっているとは感じなかったが、特筆すべきは"音"であった。 とにかく音の臨場感が凄い。 ザッザッザッザッ‥コツコツコツコツ(レスリー・チャンが廊下を歩く音) ガチャカチャカチャコンッ(コーラの瓶をカウンターに置く音) チクタクチクタクチクタク(時計の音) ザーザーザーバシャバシャバシャ(雨の中車を走らせる音) キーコキーコキーコ(壊れそうなワイパーの音) という具合だ(文字で書くと訳がわからないけど) そして、ザビア・クガートのゆったりした音楽に癒される。 前作「いますぐ抱きしめたい」で大袈裟すぎる演技とアクションで暴れまくったアンディ・ラウとジャッキー・チュンが別人みたいな落ち着いた演技なのも良いね。 あとはひたすらレスリー・チャンのカリスマ性溢れる魅力に悶えるのみ。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-01 09:20:56)
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