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《ネタバレ》 “人間は脳の一部しか使用していない。眠っている脳機能を全て使う事が出来れば、恐るべき力が手に入る。”ネタ自体はサイキック系SFで時折見かけるもの。目新しさはありません。ただ、本作の帰結点は相当にぶっ飛んでいました。人間はそれぞれの脳に神が宿っているってこと?時を支配??いやー凄いです。もはや変態映画(褒め言葉です)の領域ですが、嫌いじゃないです。スカーレット・ヨハンソンが美貌を消して見事に凡人化していた点も気に入りました。体型も意外と庶民的なんですよね。人間離れしたスーパーモデルが、人間離れした能力を手に入れてもインパクトに欠けますから、キャスティングも正しいと思います。ちなみに、今回『her 世界で一つの彼女』も同日に劇場観賞したのですが、微妙にシンクロした内容で、ちょっと得した気分。スカーレット・ヨハンソンには人間以外の役が似合うんでしょうか。確か今秋日本公開予定の『アンダー・ザ・スキン』も、そんな役だったような。
【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-09 18:56:03)
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