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《ネタバレ》 化け物の登場シーンが素晴らしい。電車の窓からの視点による化け物の襲撃シーンなどの挿入が、なんと利いていることか。この勢いで面白くなるかと思いきや、妙なおふざけが緊張感を根こそぎ削ってしまう。つっこみどころ多数。リアリティ度もどんどん落ちていく。まあそれは措いても、やはり悪ふざけが前面に出すぎて、娘が攫われたという緊張感が無いに等しいという点がどうにも受け入れ難い。娘の結末には自分的には納得がいったし、ふざけないでいてさえくれれば普通に楽しめたんだがね。惜しいとこ。鑑賞後、「殺人の追憶」の監督さんだと知って納得。あれも無駄なコメディタッチが緊張感を裂く出来だった。これがこの監督のカラーということなんだろう。
【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-31 17:45:24)
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