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《ネタバレ》 主人公の子役が気味悪いとか、幼ごころの君が全然幼ごころでない顔だったりとか、ブツブツ言いながら観てたが、けっきょくは大人を経由したファンタジーでしかないって不満。もちろんファンタジーの世界を作り上げるのは大人には違いないけど、子どもを尊重してないんだよな。原作者エンデがあんまり好きでないのは、どこかそういう「大人だまし」の作家って気がする(キャロルや賢治のようには古典になれないのでは)。願いごとが叶うたびに記憶が消えていく、ってのなんかはちょっとオツなんだけど、最後の願いが「あなたの心に愛を」で決められると、やはり呆然とする。カラッポってのが深そうに感じられたのに、それを埋めるのが「愛」だったとは。どこまでが原作の責任で、どこから脚色の責任なのか知りませんが、筋が単線で広がりがない。
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-01-16 09:41:39)
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