| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 火祭りの前に「武蔵!おめぇ~、ベッピンの嫁さん連れてどこ行くだぁ?」と言われた
台詞に全てが表されていました。我々世代には其れこそ衝撃的とも言えるデビュー を果たした「上原美佐」さんの近寄りがたい美貌とはまったく異なった庶民的 美貌の雪姫様でした。あの「裏切り御免!」のきめ台詞を何処で使うのかなと 思っていたら、案の定あんな別れに「使いやがって!」とそれこそ思いました。 話はかなりぶっ飛んでいて、ホモの代官が出てきたり、金の延べ棒と思っていたのは 鉛だったり、山名側住民も殺される殺される!黒澤作品も青少年向き、いにしえの東映時代劇と似たものに成り下がっていました。それにしても主人公達は汚すぎです。画面から埃+黴の臭いがしてくるような衣装で、うんざりしてしまいました。ただ、刑部役の椎名さんという役者さんには注目しました。もう少し冷酷無比で凄みをきかせれば 語り継がれる極悪役になれたかも・・・? 【亜酒藍】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-05-12 17:44:39)
亜酒藍 さんの 最近のクチコミ・感想
|