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レビュー情報
《ネタバレ》 シリーズはおそらくTV、劇場版全て視聴しています。
ギャグの切れは相変わらずだし、最低限以上の体裁は取れているが、伏線や構成、テンポ等全体的なクォリティは劇場シリーズで一番低く感じた。 とにかく話を進めるのにいっぱいいっぱいになってしまい、これまでにあった箸休め的な会話パートや告白タイムが無く、それでもかなり展開が早足に感じられてまったり楽しめなかった。 ゲストも正義感だけが強いヘタレと総統達と気が合いそうなのだが、あまり絡みが無かったせいか前作のジョン並に好感が持てなかった。 個人的に一番減点の対象になってのが、終盤発覚する総統出生の秘密。実は滅びたさる超科学宇宙人の生き残りと言うスーパ○マンのオマージュなのだが、てっきり終盤人違いネタが入るかと思ったが無かった。つまり総統の人の良さは先天的なものということになってしまい、そういった設定も無いどこにでもいる『根っからのお人好し』と言うのを彼の魅力と感じていた私としては非常に残念な展開だし、なにより劇場版1で総統が世界征服を決意したシーンの感動が薄れてしまった。 総評 駄作ではないが、これまでの鷹の爪団作品と比べると粗が多くパンチ不足な印象。 今までと違ってTV版が継続中であったりNHKが絡んでたりする関係で色々大変だったんだろうと自分を納得させつつ次回『7』を楽しみに待ってます。 ただし劣化原因が、無理を押し通して製作したらしい来場者特典の『劇場版6』製作のせいとかだったらパンチ制裁だけどね☆ 【ムラン】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-09-26 10:10:15)
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