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ビコの死が、あまりにもさりげなく流れていく。
それが時間の流れ、戦おうとするに思う気持ちを ぐらぐらと揺らつかせる。 正直いって、マスコミの男は出来すぎた男である。 出来すぎているがゆえに、 映画としては国内脱出に至るまで、緊張感が損なわれる。 とはいえ、真摯なスピーチを繰り広げたビコの姿。 ただただ、その姿を認めたマスコミという描写は 当時(はたまた今も)情勢を考えると異様なのだろう。 この映画のサビ/ピーク というものはわかりづらかったが、 人権の獲得に至る過程、その描き方としては これくらい分かりづらい経過が良いのかもしれない。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-15 21:43:45)
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