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《ネタバレ》 着想は良いし、設定のバカバカしさや、時々挟まれる主人公のコミカルななりきりシーンなどもの凄い映画なんじゃないだろうかと思わせる。
が、序盤の良さをダラダラとした雰囲気がを台無しにしている。一つ一つのシーンが異常に説明的で、かつ何の効果もないのでもの凄く長く感じた。そもそも、生活に破れた大人が、ゼブラーマンとしての復活を果たすだけじゃ映画としては面白くないぞ。 ワタシも幼稚園児のころ大好きだった当時すでに再放送だった特撮があった。それを学生の時偶然観て懐かしく楽しんだ記憶がある。意外と誰も知らない懐かしの特撮にあこがれてしまう属性を持つ人はいるんじゃないだろうか?そういう人のあこがれをシンボルとして映画的昇華させるチャンスになり得たのに、本当にもったいない。 この映画を作った人たちは、物語を映画フォーマットで見せる技能に問題があるように思う。どんなに高性能な機材を使っても、高度な脚本があっても、良い役者がそろっていたとしても、こういうダラダラとしたギリギリ商業として成り立つか成り立たないかの映画になってしまうような気がする。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-11-02 18:40:17)
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