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《ネタバレ》 未来予知というアイディアは面白いし、それを殺人に結びつけたのも興味を惹きます。ただ演出をスタイリッシュに処理していただけに、中身にも完璧な物を求めてしまいました。被害者、加害者の名前が分かって、犯行時刻までのタイムリミットも分かるなら、場所も分かってしかるべきだし、実行犯だけでなく裏で糸を引いている人物の名前も玉に刻まれてほしい。まぁそれではストーリーが成り立たないんですけどね。
一つ思ったんですが、映画の中で放送されている架空の刑事ドラマやサスペンス映画があったとして、その中の人が殺されるシーンもプリコグたちはやっぱ予知しちゃうのでしょうか。もしそうだとしたらめっちゃややこしい。そういうのは製作しないでくれってテレビ局に通達があったとしたら、僕にとってはつまらない世の中ですね。日本人なのであまり関係ないでしょうが。 妄想はこれくらいにして、本作ではトム・クルーズとサマンサ・モートンに限って吹き替えが二通りありました。別に珍しくもないのかもしれませんが、これは面白い試みだと思いました。ですが須賀さんのトム・クルーズは駄目ですね。トムが子供の映像と話す時、親子というよりもちょっと年の離れた兄貴って感じで感情移入の妨げになりました。 【ゴリラの住む丘】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-02-13 16:58:27)
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