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《ネタバレ》 この映画でなにがいちばん怖かったかと言えば、それはラモント神父のリチャード・バートンだということには異存はないでしょう。この続編では悪魔に憑りつかれたのはリーガンではなく、このラモント神父だったというわけでした。彼の怪演を見ていると『恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ』のバートンを嫌でも思い出させてくれますが、よく考えたら本作のほうが先でした。 監督がジョン・ブアマンで一部ではカルト的な評価があるということで期待しましたが、思ったより平凡な出来だなと思います。たしか公開時には、部屋からイナゴの大群が飛び出してくるところでここぞと使われるセンサラウンドを受けてウリにしていた記憶がありますが、そんなこけおどししか取り柄がないというのも辛いところです。エンニオ・モリコーネのサントラも、流れてくるとどうしても初期のアルジェント映画が思い出されB級感が漂っちゃうんですよね。そう言われると、この映画はイナゴの群れが準主役で飛んでいるイナゴの主観映像もあるし、いかにもアルジェントが撮りましたって感じがします(笑)。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-27 21:58:14)
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