ヒトラー 最期の12日間 の S&S さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ヒ行
 > ヒトラー 最期の12日間
 > S&Sさんのレビュー
ヒトラー 最期の12日間 の S&S さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヒトラー 最期の12日間
製作国,,オーストリア
上映時間155分
劇場公開日 2005-07-09
ジャンルドラマ,戦争もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 本作は邦題を『ヒトラー最期の…』というよりは『第三帝国最期の…』とした方がしっくり来るのではないでしょうか。史実を忠実に再現しているのでしょうが、本作のヒトラーは倒産寸前の中小企業の社長の様で、ひと癖もふた癖もある取締役の面々はバラバラで、中にはライバル他社と通じている者もいる、といった感じでしょうか。『史実は百年経たないと歴史にはならない』と言う言葉もありますが、残された史料通りだとヒトラーでも人間味があることが映しだされるので、そこを捕えて批判する意見もあります。この映画の対極に位置するのが、スターリン時代に製作された悪名高いプロパガンダ映画『ベルリン陥落』で、両者を比べれば事実を淡々と描いた本作は評価されて良いのではと思います。とは言え、ラストで生存していたトラウドゥル・ユンゲを出演させて、『私は何も知らなかった』みたいな弁明を語らせたのは失敗です。ほんと、あのシーンは余計だったと思います、作品の価値を最後に下げてしまいました。
S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-21 01:23:18)
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-22ミザリー8レビュー7.32点
2025-03-19そろばんずく1レビュー3.22点
2025-03-16アミスタッド7レビュー5.74点
2025-03-13眼下の敵7レビュー7.45点
2025-03-10幻の湖1レビュー2.88点
2025-03-07ジュマンジ8レビュー6.51点
2025-03-04俺たちの血が許さない5レビュー5.00点
2025-03-01東京の女7レビュー6.22点
2025-02-28吶喊8レビュー6.60点
2025-02-25ランボー6レビュー7.34点
ヒトラー 最期の12日間のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS