女は女である の S&S さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > オ行
 > 女は女である
 > S&Sさんのレビュー
女は女である の S&S さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女は女である
製作国,
上映時間84分
ジャンルドラマ,コメディ,ミュージカル,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 ゴダール初のカラー作品ですが、赤の使い方が鮮やかで印象的。この映画は、『初恋のきた道』がチャン・ツィイーのプロモーション・ビデオみたいに言われるのと同じで、ゴダールが撮ったアンナ・カリーナのプライベート・ムーヴィーではないでしょうか。さすがのゴダールも、惚れた女には甘いというわけでもなかろうが、アンナの魅力的な肢体と表情が実に鮮やかに画面に映し出されます。ゴダール映画は登場人物が次のカットで何をしゃべりだすか判らないという一種の緊張感が観る者を疲れさせるのですが、本作では男女の恋愛の機微を表現する手法として成功しているのでは。それは音楽の使い方にも反映していて、カットの切り替わりに応じて突然中断するというのはゴダールらしい斬新な手法ですね。ゴダール入門には最適の一本かも(えっ、入門なんかしたくない?それもそうですね)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-17 01:37:04)
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-28夢のチョコレート工場7レビュー6.96点
2025-03-25ビートルジュース6レビュー6.08点
2025-03-22ミザリー8レビュー7.32点
2025-03-19そろばんずく1レビュー3.22点
2025-03-16アミスタッド7レビュー5.74点
2025-03-13眼下の敵7レビュー7.45点
2025-03-10幻の湖1レビュー2.88点
2025-03-07ジュマンジ8レビュー6.51点
2025-03-04俺たちの血が許さない5レビュー5.00点
2025-03-01東京の女7レビュー6.22点
女は女であるのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS