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《ネタバレ》 久しぶりに観た驚愕の展開の映画ってとこでしょうか。まあそれでも随所にヒントは隠されていますが、そのばらまき方がセンスが良いというか巧妙です。その最大のヒントは原題そのままの“アイデンティティー”というタイトルで、まるで『そして誰もいなくなった』みたいな展開のお話しが“アイデンティティー”なのかと首を捻りましたが、まさかあのオチとは想像できませんでした。キャスティングもそれなりに捻ってますよね。レイ・リオッタやレベッカ・デモーネイといった他作品でサイコ系犯罪者を演じたことがある役者を使っているから、どうしても観る方の注意がそっちの方に向かっちゃうんです。辻褄が合わないところは在りますけど、ジョン・キューザックが鏡を観るシーンのカタルシスがそんなチマチマした事を吹っ飛ばしてくれました。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-18 18:21:44)
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