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《ネタバレ》 復讐三部作、これだけ何故か避けて(だってストーリーが・・)来ましたが、やっと観ました。
あれだけ凄まじい事をしているのに、映像に脂っ気が無く、終始淡々と、淡々とラストまで進みます。まるでドキュメンタリー映画の様に。そのせいか、派手な怖さは全くありませんでした。でもそれが本当は一番怖い。妙に身近に感じられるから。又、精神的に避けたいもの、見たくないものをわざわざ「ほ~らっ」と眼前にさらさたような拷問を受けた感じがしました。 愛する者を奪われ、頭の中には「復讐」しかなくなって、行動に移すリュとドンジン。その姿にはタイトル通り「哀れみ」しか感じられません。そして、、結局皆死んでしまった。微塵も救われない。。 要所要所に「?」的なシーンがありましたが(自分が理解出来なかっただけかも知れませんが)、やはりこの監督のセンスには痺れます。 リュがエレベータ内で、ヨンミの亡骸とそっと手を繋ぐシーンには「う~わ、これは凄い!!」と思わず唸ってしまいました。 時々無性に韓国映画を観たくなるのは、こういう作品があるからだと痛感しました。 【夜光華】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-22 01:16:59)
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