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《ネタバレ》 昔、松本零士のものすごいファンだった時期がありました。地方から上京し、東京の洒落た私立大学に入学、まわりから完全に浮き上がって落ち込む時期が続き、「男おいどん」にのめり込んだのは思い出したくない過去です。
だから、当然銀河鉄道999も自分の中では、宝物のような存在で今回のBSの企画は非常に嬉しかったんですが……。 見なきゃよかった。それこそ「青春の幻影」にとどめておけばよかったという後悔の念が非常に強いです。 一言で言うなら、「どこがSFやねん?どこがファンタジーやねん?」 未来社会、銀河鉄道と言う一見SF風の道具仕立てを使いながら、個々の一つ一つの惑星やそこに住む人々の古めかしいこと!!!! 貧乏アパートで未来を夢見て頑張る若者の姿を見せられてもセンスオブワンダーの欠片もありません。(一番、白けたのは巨大な無定形の惑星と人情話をされた回でしたね)。 で、しかもそこで「男が」「男が」と語られる哲学の古風なこと。結局、自分よりも古い世代の人に熱く語られる当惑しか感じられませんでした。 ただ、映画版の方は、テレビ版に比べれば、SF風味が多少強めで、教訓くささは減っていたので今の感覚でも多少は受け入れられる作品になってましたが。 何か映画のレビューといようりも、作品そのもののレビューになってしまいましたね。どうも。 あと、この作品が好きだった時期と今と全然変わっていないものが一つだけあって、それは女性の好み。メーテルに憧れた気持ちだけは今も同じです。髪の長い、すらっとした、上品な、それでいて強さも併せ持つ女性。この好みだけは一生変わらないでしょうね。ちなみに今はガッキーのファンやってますがw 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-23 11:04:31)
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