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《ネタバレ》 最後の話はちょっと衝撃でした。映像が美しいだけのぱっとしない作品だったなと思った瞬間真実が分かって一気に評価が変わりました。シマウマが気のいい東洋人、ハイエナが意地悪なコック、トラが主人公、オランウータンが母親。最後に話した物語が真実ですね。そういう視点で見ると遭難後の船の甲板を動物が走り回っていた理由が分かります。オランウータン(母親)に「子供(兄)はどうしたの?きっと助けられてるよ」と言った所も複線だったことが分かる。オランウータン(母親)がハイエナ(コック)に殺された瞬間トラ(主人公の暴力的な部分)が突如現れハイエナ(コック)に襲い掛かり食い殺したとか。ただ途中も結構ダラダラと話が進むのが気になりました。分からないのは家族に殺人と食人いう真実を知られたくないとしてついた嘘でも荒唐無稽な話にする必要は無かったんじゃないかなーという所。贖罪の意味を兼ねてたのかな。そして最後にインタビューしてたアメリカ人は嘘の共犯者となってくれた。で主人公は「ありがとう。」おそらく保険会社の日本人にも同じく「ありがとう」を言ったと思われる。
【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-06-17 23:46:54)
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