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《ネタバレ》 友人から原作をすすめられ、ヴァンパイアものなんて..いいよ、と思いつつ借りて読んだらおもしろくて止まらなくなり、はまりました。映画を見たら、なんか雑でエドワード役のロバート・パティンソンも確かにちょっとダサい、けど不思議と魅力があるのです。この映画、変わった経歴をもっています。もともと「女性向けの映画はヒットしない」というハリウッドの常識にならい、小作品として作られたのに原作と共に世界中で人気が出て3作目ではハリーポッターと肩を並べるまでに。原作の魅力は深い人物設定と描写によるリアリティ、結構大胆なストーリーの展開です。(うわぁ~、こんなことになちゃった!!このあとどうなるのよ~!!)という気持ちの連続で文庫9冊分を読みきりました。そして映画にすると4~5作分となるこの長さを、俳優がふけないうちに(ヴァンパイアは歳をとらない!)撮影し終えるため、撮影→編集→公開をすごい巻きでおこなっています。巻き重視なのが雑さの理由。そしてレンタルDVDにも付いてる、解説用音声(字幕つき)ではロブ、ベラ役のクリステン、監督のキャサリンの3人が撮影の時ああだった、こうだったと話しているのですが、これが楽しい。もはやコメディです。特にロブはふざけてはしゃいでばかり。3人笑いすぎだと思います。ジェイコブ役のテイラーも混ざってほしかった!この解説を見てしまったら、ロブの髭剃りあとが青いことなど小さいことだ、という気にさせられました。この脱力型英国人に私は参ってしまいました。野球のシーンで地面に落ちた時にほんの一瞬見せる笑顔がロブの素顔ですね。映画を見てからまた原作を読むと頭の中での映像化がより鮮明になり、私はさらに楽しめました。
【まーご】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-20 13:45:11)
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