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《ネタバレ》 全体的にはよく構成された作品だと思いました。ジャンルを言うならば、ドラマですかね。
映画館でドラマを見る機会はなかなか無く、好みではないので新鮮な気持ちで見ました。 まず「音楽について」 緊張感が必要なシーンでは多彩な音楽でドキドキ感を味わえましたが、作物を作ったり、会話のシーンの音楽が異様にラフすぎて、(火星においてけぼりなのに気楽すぎだろ)と思ってしまいました。 船長の音楽の趣味という設定でしたが、せっかくの宇宙の舞台では異様に軽すぎる音楽だったと思いました。 次に「組織と関係」 みんなが帰還のために協力したいのに、NASAという組織が邪魔をし、さらにヘタを打つとメディアにも影響してしまい。動こうにも動けないもどかしさが伝わっていいドラマを描けてたとおもいます。 また、後付かのような中国からの支援、謎の学生からの意見は好きではありませんでした。 次に「時間」 時折、字幕に「火星日〇日」と表示されていましたね。しかし1年、2年経っても身体の汚れ、衰えや進化、精神的辛さなどが表現されていませんでした。 「火星日300日」と表示されても、あれ?全然 容姿変わってなくない?と感じてしまい、時間の流れが実感しませんでした。 髪や髭は伸びていましたが、あからさま過ぎてなんか……。 次に「帰還」 チームが皆で助け合い、そして無事再会できた時は感動しましたが、帰還が目的なのに再会のシーンは短いと思いました。 もう少し皆との会話も欲しかったですね。 最後に「地球」 皆との再会がおわった次のシーンで「地球日1日目」と字幕で表示されていましたね。1日目のはずなのに、ワトニーは悠々とベンチに座り、皆に挨拶され、その後のシーンでは教壇にいました。 「地球日1日目」って表示はなにかおかしくありませんか? 多々疑問もありつつですが。ドラマとして良い作品だと思いました。 【映画泥棒】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-02-05 20:09:16)
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