| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 2011.3.19鑑賞。原作未読。「ボックス!」に続くTBSによるボクシング映画。曽利監督は前作「ICHI」が好きではないのであまり期待せずに鑑賞。だが、想像以上に良かったと思います。主役二人の肉体は完璧ですし、丹下のビジュアルも思った以上に違和感なく見れます。惜しむらくは香里菜の設定と、丈の背景描写が浅いところです。香里菜はドヤ街出身という背景よりは、純粋に力石が好きであるがうえに、身を案じて得体の知れない丈から遠ざけようとするぐらいで十分ですし、スッと感情移入もしやすいかと。そして、香里菜の尺を削った分、丈の背景描写を厚くする。身寄りもなく、明日への希望もなくその日暮らしで過ごす丈に素晴らしいライバルと理解者が登場し、「あした」へ生きようとする。力石との対戦で初めてコースロープをくぐりますが、感情をストレートに出せない丈のキャラクターもあるでしょうが、もう少し丹下への感謝があってもいいはず。もちろんマンモス西にも笑
【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-03-20 00:16:10)
かんちゃんズッポシ さんの 最近のクチコミ・感想
|