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《ネタバレ》 「お金は使うためにある」は浪費家の好きな言葉だろう。映画は夫婦の衝動買いから始まり、バラの品評会へと進む。第2次世界大戦というのに何と平和な風景なことか。
しかしそう思えるのは表面だけ、映画は戦争下の英国人の生活を見事に描いている。緊迫した情勢の中にユーモアと思いやり、そして戦争の悲しみがある。ただ映画が戦意高揚目的で作られたため、終盤からラストにかけては異論を覚える。 ところでミニヴァー夫人の息子とキャロルはお似合いの夫婦に思えるが、現実の世界では、キャロルを演じたテレサライトは別の男と結婚し、息子を演じたリチャード・ネイは何とミニヴァー夫人を演じたグリア・ガーソンと結婚したという。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-04 07:25:32)
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