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《ネタバレ》 まず冒頭がすごい。「2001年宇宙の旅」に倣ってのゴヤの顔が現れるシーン。そして何よりも情熱的で印象的な曲、私の大好きなボッケリーニの「ファンダンゴ」だ。この曲はゴヤがアルバ公爵夫人との出会いで、カスタネットと弦楽五重奏に合わせてダンサーが踊るシーンでも流れる。
ベラスケスと並ぶスペイン最大の画家ゴヤ、その最晩年のフランスボルドーでの亡命生活。愛娘ロサリートに思い出を語っていくが、カルロス・サウラならではの幻想的なシーンだ。 この映画はベラスケスの「女官たち」やゴヤの多くの絵を見せてくれるだけでも見応えがあるし、18世紀から19世紀にかけてのスペインの歴史をも教えてくれる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 12:23:08)
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