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《ネタバレ》 シュワちゃん版はもちろん鑑賞した上で観てきました。
全作へのオマージュがところどころに織り込まれていて面白かった(特に太ったおばちゃん) 全体的に設定はすごかったとおもいます。 高速道路の両面を走る車とか、自由自裁に動くエレベーターとか。 ただ、話はわかっているとはいえ、ちょっと物足りないイメージがありました。 シュワちゃん版の場合、最後のネタバレでコーヘイゲンとハウザーが肩を組んだVTRが流れ 「ああ、やっぱりハウザーは敵だったんだ!」という様に繋がるのですが、今作はコーヘイゲンが「ハウザーは冷酷だった」と言っているだけで「それって本当か?」という気持ちがぬぐいきれず (「この世界は妄想なんだ」と騙そうとしたシーンがあったのでなおさら)真実味が薄れてしまったんですね。 そのお陰で、どこからどこまでは作戦だったのかまったく分かりませんでした。 あと、地球を通過するエレベータ内での攻防は色々な意味で度肝を抜かれました。 地球を17分で横断する(しかも地下を!)乗り物の外に出たら間違いなくふっとばされます。 悠長にハシゴなんて登れる訳ありません。 そういった粗を探すといくらでも出てきちゃうのですが、最後の1カットで「あ、この話はもしかして本当に夢?」と思わせてくれるので、そう考えると「これもありかな」と思えました。 【HIGE】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-20 11:53:30)
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