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《ネタバレ》 この兄弟は、それまで一度も本音をぶつけ合った兄弟喧嘩をしたことがなかったのでしょうか?
裁判をきっかけに相手の本音というか本性を知る、主に弟が自分の知らなかった兄の一面を知る、その心理が丁寧に描かれていました。 でも、後味悪くて好きになれない作品です。 とはいえ、香川さんの演技が素晴らしいです。 気弱な微笑み、薄い笑い、最後のバス停での笑顔も、見る側の判断でどうにでもとれるような曖昧な笑みを浮かべられる。凄いです。 タケルが偽証したのか本当のことを言ったのか、真実は曖昧なままです。 でも、ミノルがそれまでの人生をリセットして自由を得て、これからの人生を歩む為に必要だったと思えば少しは気が楽になります。7年は長いですが。 私は、当然バスに乗ったと思います。 【nanapino】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-27 22:30:34)
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